2006年7月からの練習日記
7月 海上練習 8回
7月1日(土)
朝6時15分の特急で大阪へ。7時半北港着でトレーラーを繋ぎ出発。8時半芦屋海洋体育館。フィッティング後10時
出艇。 第1レース
210度5〜7メーター(39)。ジェネリコ5回。風が落ち3〜4メーター。240度にスタートライン設定してスタート。
右海面を選ぶが失敗。上は真中。その後あまり順位伸びず18位。
第2レース
240度5〜7。下よりで出るが2列目。しかし艇速があり上マークは5位で廻る。フリーで3艇ほどに抜かれるが次の上
りで抜き返し、その後同じパターンで8位
第3レース
210度で2〜4メーター。上は10位ほどで廻る。次の上りはさらに落ち、下マークでフォーン。フラッグを確認せず、コー
ス短縮と思い込みポートで右に突っ込む。風が上 がればスターボーのリフトになると考えた。しかしポートのリフトが来て
タック出来ない。ラムラインの近くでタック。よくみると他艇はサイドマークを廻っているように見える。この時、フラッグは
C旗が挙がっていたのだろうと気づく。後の祭りで25位。
レセプションは焼そば、焼き鳥、焼肉、そして神戸ビーフのステーキ。ドラえ門がいないのが寂しかった。キャンピング
カーを展開して寝る。
7月2日(日)
朝から雨。強風で出艇禁止。
第4レース
220度5〜7メーター(40)。下よりからスタート。スピードがあり楽勝。左海面を走り、上3位。フリーで抜かれるパター
ン。最後は6位。
第5レース
240度3〜5メーター。今回も左海面を走るが、フットベルトを締めたのでハイクア ウト出来ず11位。馬鹿なことをしたが、
レースこそ試すチャンスと思う。骨身に染みるから。
練習には継続性が必要。続けることで螺旋状に上って行けるが、間が空きすぎると同じ所を廻るだけで成長しない。
今回は空きすぎた。これも骨身に染みた。
トレーラーに積む。電装が接触不良。直して北港へ。すぐ練習出来る体勢で帰宅。疲れた。
7月3日(月)
午前中から混む。昼すぐに北港へ。
260度1〜2メーター(41)。フリーで川上へ。潮は速くないが前に進まない。睡魔に襲われ2分気絶。それを数回繰り
返しているうちに3メーターに上がる。240度。上りの確認。再度フリーと上りを繰り返して上がる。
夜診後はすぐ帰宅。疲れが溜まっているのか。
7月4日(火)
天 気良く、午前中はやや混む。午後は検診の残りがあり、体調も良くなく北港は行かずすぐ帰宅。パソコンソフト修
理。外食して寝る。
7月5日(水)
雨の予想がはずれ、午前中忙しい。午後は訪問診療9件。その後日本橋に風向風速計とパソコンをつなぐシリアル
ポートのアダプターの部品を買いに行く。
夜診は暇でレセプト印刷。その後はすぐ帰宅。
7月6日(木)
天気も良く、午前中はやや暇。昼は訪問診療2件後すぐ帰宅。腎不全の猫がエンドステージ。獣医さんに点滴をもら
い24時間点滴開始。明日夜、関東選手権へ出発予定。夜は寝つきにくかった。
7月7日(金)
朝はやや混雑。昼食後北港へ。トレーラーへ艇を積み下駄をはかせて帰る。診療所で仮眠。夜診後、キャンピング� �
ーを北港へ。角南君と艇を乗せて出発。途中しゃべりすぎたのと、トレーラーが飛びはねるのが心配で仮眠ができなく
ふらふら。5時前江の島到着。5時開門。
7月8日(土)
10時半第1レース予定が風待ち。12時過ぎスタート。
第1レース180度1〜3メーター(42)。左海面にブローが見えるが、右(西)に振れるとみて上スタートで右ねらい。ス
タートの瞬間に自分の周りは風が落ち、立ち往生。みるみる取り残される。3回タックして本部船をかわし右海面へ。
徐々に風が上がると同時に右に振れる。地獄から一転天国へ。しかしスタートの遅れが響いて、上15位位。そのまま
風は安定して15位フィニッシュ。
第2レース。180度3〜4メーター。スタート前左に振れ、下を目指 す。大混雑。ライン取りを誤り2列目スタート。左海
面で風が上がり、徐々にスピードが出てくるが上25位前後。
7月9日(日)
朝は風が無く陸上待機。11時出艇。
第3レース
270度2〜3メーター(43)。少し左に振れるようで下スタート。直前大きく240度に振れスタート延期。再び240度で
設定するが今度は振れ戻る気配で、絶対上スタートを確信。スタートは上の集団の中に飲み込まれ身動き不能。1.5
列目で何とか風を得て、右海面へタック。しばらくして風が落ちるが、思惑どおりスターボードのリフトが入り始めて即タ
ック。リフトがさらに強くなるたびに、みるみる右グループが前に出て、左が下がる。その有り様は感動的。
結局270度まで振れ戻り、気がつく� ��上マークは7位。微風で風上に巨大船団を背負い、何とか吸収されないように
必死で逃げる。サイドマークまで順調。しかし若い軽量の選手が、すぐ後ろの集団からあっと言う間に飛び出し迫ってく
る。コース短縮で下マークから本部船のフィニッシュラインへ流し込みとなるが、下マーク前にすんなり風下突破され8
位フィニッシュ。
この微風でシングルは自分にとって快挙であり、戦略もばっちり当たり、これだからレースは止められない。
第4レース
220度で3〜5メーター。240度に振れ戻る気配であったが、下有利で下マークへ。スタート前、絶対ジェネリコと思う
ぐらい全体が飛び出す。それに反応出来ない。気が付くと30秒前には、上はセールの林で最悪の状態。スタート信号
� �は無風スポットのど真中。5回ほどタックしてアウターをクリアー。この時点で自分のレースは終わった。一時ハイクア
ウトの風も吹いたがゲインなし。しかも240度にもどる瞬間もあったが、船団がばらけていて手遅れ。一応最後まで走
りきるがどっと疲れた。
ジェネリコは怖がるものではない。みんなで出れば怖くないではなく、むしろ、みんなが出れば遠慮は無用!スタート8
割が身に染みた。
表彰式後すぐ帰路へつく。途中スーパー銭湯を見失うが、東名の足柄サービスエリアの銭湯で入浴と食事。交代で仮
眠をとりながら運転して北港3時到着。艇を下ろしてトレーラーは旧自宅の駐車場へ。診療所で仮眠。
7月10日(月)
朝から混雑。北港8メーターで練習は中止して、1000円キャ� ��ペーン中のスパワールドへ。整体治療を受ける。肩と
首がパンパン。再度、診療所で仮眠。夜診後はすぐ帰宅。チューハイで疲れを癒して即寝る。
7月11日(火)
運転の後遺症か、肩がパンパン。昼前に暇となり15分診察台で気絶。最後の患者さんに起こされる。昼は西成署の
検診。3時すぎ帰宅。
7月12日(水)
昼から訪問診療9件。その後クラブワンでサーキットトレーニング。久しぶりであったが絶好調。夜はそのまま帰宅。
7月13日(木)
昼から久しぶりに北港で海上練習。
250度で3〜5メーター(44)。大きなうねりが入ってくる。フリーと上りの練習。良い練習だった。外観の法・・・艇との
一体感を掴むには、艇に集中するのではなく、外に集中することを実� ��。
7月14日(金)
昼休みは区役所に提出の書類作成に2時間かかる。夜診後はすぐに帰宅。
7月15日(土)
天気良好で、明日は北港のレースへ行く約束で、庭の剪定に5時間。夜はフラフラで寝る。
7月16日(日)
体調悪く北港は中止。結局犬と散歩後、信楽までケーキを買いに行く。夜はイタメシを食べ、ダイヤモンドシティーで
映画を観る予定が、満員で中止。そのまま本屋に行き帰宅。夜中まで本を2冊読んでしまう。
7月17日(月)
海の日で祝日。朝から犬と散歩。その後9時にダイヤモンドシティーに行くが、昨日より混雑ですぐ帰宅。その後昼寝
とパソコン。今日はだるい一日だった。
7月18日(火)
昼すぎ体調不良ですぐに帰宅。風向風速計製作。夜は� ��ぐ練る。
7月19日(水)
体調改善。昼から訪問診療9件。その後クラブワンでサーキットトレーニング。腕、肩、広背を順調に伸ばす。夜診
後、すぐ帰宅。心地よい疲れですぐ寝る。
7月20日(木)
午後は北港は中止ですぐ帰宅。風向風速計とやっとコミュニケーションがとれた。データをブルーテゥースでもらうの
にも成功。しかし最後に防水ケースに入れる段階で、モジュールのアンテナ基板をつぶして即死。1万5千円が吹き飛
ぶ。ショックで寝つかれない。
7月21日(金)
朝からボーっとしている。午後は日本橋に電池ケースを買いに行く。そもそも大きな単3電池を防水ケースに入れよう
としたのが原因。その後、長堀へ事務用品を買いに。バイクをとめていて駐車違反のステッカ ー。以前、難波パークス
のガードマンのおじさんに、標識には自動車と書かれていて大丈夫と聞いて安心して駐車していた。今回も大丈夫と思
って電話で警察署に問い合わせると、バイクも自動車とのこと。ショック!どっと疲れる。夜診後すぐ帰宅。
7月22日(土)
朝は犬と散歩。その後、家内の買い物に付き合い、昼は神座(かむくろ)でラーメン。ダイヤモンドシティーでパイレーツ
オブカリビアン。パソコンソフト製作。
7月23日(日)
寝不足で北港は中止。ソフト製作。コーナンに風向風速計の装着アタッチメント部品を買いに行く。帰宅後製作。さら
にソフトにかかりっきり。
7月24日(月)
寝不足で北港は中止。昼寝。その後ソフト製作。夜はすぐ帰宅。ブルーテゥースのシリアルポ� ��トが届いていて、風向
風速計は完成。パソコンにデータを飛ばす試験もクリアー。いよいよセーリングPCも完成間近。
7月25日(火)
午前中忙しく、午後は西成署の検診。その後SOTCで久しぶりに胸と三頭。極めて良好。帰宅後、ソフト製作。また久
しぶりに焼肉。10時爆睡。
7月26日(水)
午前中はやや暇。昼から訪問診療9件。その後クラブワンでサーキット。明日に備えてインターバルを置いてゆっくり
トレーニング。夜診後すぐ帰宅。鳥のカラあげ。
7月27日(木)
朝、診察室のパソコンが起動しない。BIOSのメモリーチェックでエラーが出て止まる。カバーをはずして点検するが不
明。BIOSでCPUが70度に上がっているのが判明。ファンは回っているがゴミつまりと考え、掃除機で掃� ��して何とか6
0度まで下げる。カバーはとったままであるがCPUのクロックを2.4Gのところ1.8Gより上げれないので、極めて遅い。
午前の診療を終わり、西成署の検診の残りを済まし、その後パソコン修理。30分で終わるところ、ファンの羽根を折
ってしまい1時間悪戦苦闘。古いタイプのファンなので、インテル用の大型ファンをアルミラジエターにネジ留め。50度
で安定する。昼食後、北港とSOTCの予定を中止。すぐ帰宅。ソフトでやっとTrueWindを出せるようになる。後はVMGと
チャート表示で完成。
DVD鑑賞後、10時睡眠。
7月28日(金)
パソコンはBIOS起動のCMOSのバッテリーが弱っていることが判明。2032で元気を取り戻す。午前中はやや暇。昼
は久しぶりに北港へ。
大阪港� ��大阪海上保安監部の気象情報では3メーターであったが、大阪もいよいよヒートアイランドで6メーター。
210度〜240度5〜7メーター(45)。210度では珍しく大きなうねりがはいりサーフィングの練習。上りの練習は久
しぶりで風との対話ができない。マストトップのボールが外れて、拾ってから再度付けるために一度ハーバーバック。今
日は良い練習だった。
夜診後、往診が2件。その後SOTCの予定が、まだ胸が回復していないので中止。すぐに帰宅。爆睡。
7月29日(土)
朝、高松塚で犬の散歩。9時過ぎ、従姉妹の法事へ。5時帰宅。ソフト修正。12時に寝る。
7月30日(日)
11時出艇。240度4〜5メーター(46)。ハイクアウトした時に、バウがどこを向いて� ��るかを見るためのカメラを設
置。電波で飛ばして防水テレビで観察。バウの延長線が確認できた。
13時30分。市長杯のレース。1回ジェニリコの後、4分でスタート。270度〜240度に振れていて、スタート前は25
5度。右に振れると見て上からスタートしてすぐタック。思惑どおり270度に振れるが、左の岸沿いに突っ込むグループ
が速い。何故?その時は分からなかったが、スターボのロングでラムラインまで行き、上はシングルハンド2位でクリア
ー。潮がきついから、膨らむのを見越して落としぎみでサイドへ。サイドから下マークまでバイザリー一本でアプローチ。
山下さんにインに入られ3位。再度270度に振れると踏んで、ポートのロングを伸ばし、右海面で振れを拾う。ところ
が、左海面の岸沿いに行った4艇にあっと言う間に抜かれる。何故?まだ分からなかった。再度スターボードのロング
を伸ばすと、右に行った4艇をあっと言う間に抜く。何故?まだ分からない。最後スターボード艇の後ろを廻りタックして
2位。再度、山下さんに風下突破されて、上3位。ここで岸沿いの波を利用するつもりで、かなり岸に近づく。これが間
違い。みるみる4〜5艇に置いていかれる。ここでやっと気がついた。
川の流れは中央が一番速い。岸は岸壁の摩擦で流れは遅い。これが原則であるが、北港では逆転現象を起こして
いる。北港は橋のすぐ上流で、琵琶湖からの大量の雨水が流れる新淀川に、流れの弱い中島川が斜めに合流してい
る。合流部分で2.2キロで、北港ヨットハーバーから さらに下流で1.2キロに狭まる。つまり北港の帆走海面は先細り
になっている。新淀川の中央を流れてきた水流は、そのまま直線的にまっすぐ流れる。中島川は水量は少ないが、合
流部分から狭い北港出口に向けて直線的に流れている。このため、北港の南岸が一番流れが速く、上流中央は流れ
が一番弱く、そして北港出口が2番目に速く。中島川の合流する北岸が3番目に速い。南岸は一見、大きな波が見える
が、それは川の流れと風がぶつかるから。従って、波に乗せようと南岸に近づくと、強烈な潮で艇速はみるみる落ち
る。一方、中央は上流に行くに従い流れは弱くなり、上から中央を一本道で下マークを狙うのが正解であった。